2016年7月28日
竹山窯(ちくざんがま)の平皿
「砥部の磁器づくりを支えているものの一つは、豊富に産出する陶石であり、この陶石が砥部焼の魅力でもある薄い青をたたえる白磁をつくりだしているのではないか」と何かで読んだことがあります。
このお皿を紹介してくださった、「いま、愛媛村から」のオーナー・今村香織さん曰く、竹山窯は砥部焼の産地にあり、代々染付山水を得意とする窯元で、現在は三代目の中元竹山さんが中心となって、うつわなどを製作しているとの事。「呉須まき」は専用の太い刷毛で、中央から外に向かってリズムよく染付けられていくそうです。
砥部焼と言えば、呉須の深い青色と絵柄が印象的ですが、今回あえて白もお願いしました。
淡い呉須まきの平皿にオレンジをよく盛りますが、りんごやなしをカットしたものも映えるのではないかと思います。濃い色のものには、大根のつまに一人盛りのお刺身などもよろしいようです。使い勝手よく、食卓登場率が高くなるお皿です。
「いま、愛媛村から」のサイトでは、愛媛のよいもの、文化や風習なども発信していて興味深いです。和紙や藍染め、民芸品などがオンラインショプで購入できますので、見てみてください。
いま、愛媛村から http://nowvillages.com/index.html
カテゴリー:入荷情報 | コメント (0) | 投稿者:兵藤 由香
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