2016年9月20日
ふなもく フナハシ トモハルさんのオーバルトレイが入荷しました
このトレイに出会ったのは、2015年地元で開催されたクラフトマーケットの川口暮らふとです。ウォールナット材の大と、なら材の小とを買い求めました。
半年以上使ってみて、美しく、使い勝手もよく、嫌なところがない、と実感しました。
フナハシさんにお取り扱いをさせていただきたい旨を伝え、この度作品が届きました。
有難いことと存じます。
2016年10月15(土)、16(日)開催の第14回「工房からの風」に出展されます。
一点ものの「曲木の小箱」などもご覧いただけますので、お出かけください。
フナハシさんにうかがってみたいと思ったことを尋ねました。
1.どのようなことを念頭に(心がけて)制作をされておられますか。
生活道具として長く使っていただけるように、シンプルな心地よいデザインにしています。また、完成後も暴れやすい(収縮膨張、反ったり、ねじれたり)厄介な木という素材の適材適所を見極め、暴れたとしても支障がないように心がけて制作しています。2.「なら材」が一番お好きだとの事ですが、どうしてですか。
銘木といわれる木材は多いですが、それよりも、なら材の柾目に現れる虎斑(とらふ)の美しさ、生命力に惹かれます。※柾目 丸太の中心に向かって挽いたときに現れる年輪が平行な木目をいう。
※虎斑 ブナ科に見られる斑紋で、柾目を横切るような帯状の杢目を「班」(ふ)と呼び、虎の毛のような模様に見えるものをいう。
<フナハシトモハルさんのプロフィール>
子供の頃から、物をつくるのが好きでした。将来物をつくる仕事がしたいと、大学で機械工学科を専攻しましたが、就職直前にある木工雑誌に出会い、木工で生きていきたいと3年で退職し、職業訓練校で木工を学び、家具工房、木工所、店舗内装工事など現在まで21年木工に従事してきました。
2006年 クラフトフェアまつもと出展をきっかけに、自宅に工房をつくり、自身の作品作りをはじめる。
以降、会社に勤めながら年に7,8回各地のクラフトフェアに出展、販売
2016年 独立
最近は、オーバルボックスにおがくずとカシュ―塗料でカラフルに仕上げた「曲木の小箱」を多く手掛けています。色、蓋のカタチなど決めずに制作時の気持ち、アドリブを大切に、一点ものばかり制作しています。
ふなもく フナハシトモハルさんのブログ http://funamoku.blog107.fc2.com/
カテゴリー:作家さんのこと, 入荷情報 | コメント (0) | 投稿者:兵藤 由香
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