2013年12月9日
會田竜也さんのお茶筒が入荷しました
左からクルミ、ナラ、サクラ φ7cm、高さ12cm 9,975円
「羊毛から糸づくり、織りまで自分でやっている友達がいるの」と友人が出会いをつないでくれました。それが吉田麻子さんです。そしてお持ちくださったマフラーの中に、吉田さんが紡いだ糸を使い京都で染と織をされている佐藤亜紀さんが織ったものがあり、この度おふた方と新たなご縁ができました。
吉田さんは長岡造形大学テキスタイルデザインコースで学ばれています。織をしたくて入学をされたのではないそうですが、2年生の時に初めて織り機で布を織ったときの体験が織の世界への扉を開けたようです。織るうちに、糸や繊維も信頼できるものを用いたいと思われるようになり、糸紡ぎを学ばれ、現在はご自身で羊毛を紡ぎ、ある時は染めもなさいます。
吉田さんと佐藤さんは大学の先輩後輩です。卒業から10年後、佐藤さんが吉田さんの糸を使ってみたいとおっしゃり、2012年の工房からの風に佐藤亜紀さんが出店された折、コラボマフラーがデビューしました。佐藤さんは、吉田さんの紡ぐ糸を「私にとっては糸の凹凸感が絶妙にここちよく大好きな糸です!本当にいつも楽しみに、使わせてもらっています。」とおっしゃっています。
そのお二人でつくられたマフラーがこちらです。
このマフラーについてうかがいました。
吉田麻子さん
佐藤さんがとても丁寧に織り、縮じゅうして下さっているおかげなのですが、絹の光沢と羊毛のマットな質感が、とても自然に馴染んでいて使いやすく、植物染めも羊の色に沿うように染めて下さり、光の深みがあると思います。気に入った質感を新しく生み出せたことは大きな喜びです。
佐藤亜紀さん
経糸に節の多い味のある絹糸を、緯糸には、吉田さんに紡いでもらったウール糸をつかいました。羊の毛のもつ力強さや個性を、そのままに生かせるように織り上げました。絹とウールが交わるならではの風合いを、使い込んで馴染んでいく変化と共に楽しんでいただけたらと思います。
経糸の絹は、たまねぎの皮、緑茶、樫の木などで染めてあります。この渋さ、男性も女性も素適におめしになれると思います。天然素材の植物染、手紡ぎ手織りの温かさと心地よさを実際にお手に取られ、首に巻いて体感してみてください。
素材を大事にしていることと、織りのおもしろさに夢中になっていることが私たちの共通している部分だとおもいます、とは吉田さんの言葉。お二人のサイトもご覧ください。
新入荷です。
材はマラス。マラスは、イイギリもしくはナンテンギリとも呼ばれるもので、産地はフィリピン、インドネシア、パプアニューギニアです。大木になり、高さが45m、直径が1mにも達するのだとか。重硬で強度と耐久性に優れていることから、日本ではパレット用に多く使われているそうですが、箸の材料としても最も多く取り入れられているそうです。
仕上げは、持ち手は拭き漆、箸先は蒔き地です。蒔き地とは、直接漆を塗り、地の粉・砥粉などを蒔いて付着させてありますので、滑り止め効果にもなります。
大人箸 22.5cm 1,890円
こども箸 17.5cm 1,680円
9月~11月は、木のうつわ、お盆、お茶筒、小物入れなど、ぬりものやオイル仕上げのものを中心に展示しています。
写真の奥のさんのボウル、和洋を問わずお使いいただけると思います。
欅のボウル φ12.8cm、高さ8cm 6,300円
9月~11月の展示は「木はいいなあ」です。
木のうつわ、お盆、お茶筒、小物入れなど、ぬりものやオイル仕上げのものを展示しています。
豆皿(楢・えんじゅ・楓)φ約9cm、高さ1.5cm 1,260円
ある方に「まゆさんはブローチ作ってないの?」とたずねられ、トライしてつくられたものの中から、こちらにも届けてくださいました。
齋藤さんらしい柄と色味、不思議な形もまた彼女らしさを感じます。
どちらを上に、また下に?ご自由に遊んでみてください。
全て一点もので、価格は1,800円です。
取っ手付花器 高さ8.5~11.5cm 2,520円
取っ手付花器 左:しぶ貫入 右:白 高さ13~13.7cm 2,835円
後列 左:しぶ貫入 右:白 高さ17~18.3cm 3,360円
前列 しぶ貫入 高さ11.5~12cm 2,310 円
後列 高さ17.5~18.3cm 3,150円
前列 高さ11~12cm 2,310円
ピッチャー(小) 高さ10.5~11cm 3,360円
お皿 径13.5cm 高さ1.5cm 2,100円