2011年2月23日
木皿:會田竜也 満月皿
今年も文旦の季節!
毎年主人の母が高知県の果樹園さんへ頼んで送っていただいている。今年はちょっと出荷が遅れ気味との事でしたが、例年よりも大きめのどっしりとした黄色く愛おしい文旦さんがやって来ました。
嫁ぐまで、文旦といえば「ボンタン飴」しか食したことがありませんでしたが、この果実はさっぱりとして美味しいのです。
食べた後は、ジャムにして外皮までしっかりいただきます!私はジャムを作るような女ではなかったのですが、やってみれば、お砂糖を入れて煮込むだけですし、意外と簡単で美味しく作れるので、ズボラ系の方にもオススメです。根がモッタイナイ性の私は、美味しく経済的で、全部食べ切るエコ感も得られる為、せっせとジャム作りにいそしんでおります。
我が家のテキトーレシピですが、ご参考までに書いておきますね。
文旦マーマレードの作り方(1個あたり。写真の容器は2個分で出来上がった量です。)
- 外皮を洗い、できるだけ薄く(厚くて2mmくらい)スライスします。
- ボールに入れて一晩水にさらします。
- ざるに上げ、さっと洗ったものを鍋に入れます。
- ひたひたの水を入れ、柔らかくなるなるまでゆでます。
- 柔らかくなったら、グラニュー糖100g、上白糖100gを入れて煮つめます。
- 仕上げに、はちみつ大さじ1と最後にレモン汁を1/2個分入れて出来上がりです。
はちみつとレモン汁は、その時の苦味の様子や好みで加減してください。
タグ:ジャム, マーマレード, 土佐文旦, 文旦, 満月皿
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投稿者:兵藤 由香
2011年1月7日
私事で恐縮ですが、昨年6月に長男が誕生しました。
ただひたすら乳を飲み、眠る息子を見ていて、只管打坐(しかんたざ)という禅語を思い出しました。「ただ只管(ひたすら)に坐禅する」ことによって、専心と深遠が達成できるということらしいのです。只管何かをする…、随分長い事忘れています。
そんな訳で「くらしの道具」も長らくお休みをしておりましたが、ぼちぼち開いております。今年は3月に「KAWAGUCHI 39(Thank you)ART 2011」へ参加します。川口市内各地・各店でアート、工芸の展示販売等がありますので、お散歩がてらお立ち寄りくださると嬉しいです。詳細は今後かわら版でお知らせいたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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投稿者:兵藤 由香
2010年12月24日
うつわ:土井善男
写真のロマネスコ、その存在は知っていましたが、先日初めて食しました。カリフラワーの一種との事なので、同じように茹でました。味も似ています。あまりに面白い形をしているので、茹で上がりを撮りました。小さな房はもみの木に見えたので、今日の一枚。
クリスマスソングはたいていどれも好きですが、お気に入りCDはマンハッタン・トランスファーの、”An Acapella Christmas”。おぼつかない英語で一緒に歌い、歌えている気になって一人悦に入っております。息子をあやすのに家事をしながらの変な踊り付で歌うので、バウンサーに座らせられた彼は迷惑そうな困惑顔…。泣かないだけよしとしよう。
ここ数日ラジオからはクリスマスソングが流れています。
今年もジョン・レノンから
So this is Christmas
And what have you done
と問われています。
タグ:ロマネスコ, 土井善男
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投稿者:兵藤 由香
2010年8月6日
若人の広場(動員学徒記念塔)/淡路島
立秋近しと言えど、まだまだ暑いですね。
6月21日より休業をいたし、ご心配とご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。
私事ですが、6月に男の子を出産しました。何かとリスクを伴うかもしれない、38歳の初産。医師、助産師さんのアシストをいただきながら、お陰様でひとつの命を産み落とすことができ、ありがたく思います。
今日は65年前の広島を忘れない日。赤子にお乳をあげながら、平和と鎮魂を願って黙祷。
安心して授乳できるのも、外国との戦争や内戦、飢餓などなく過ごせる状況であるからなのだと、改めてこの国の平和を感じます。
タグ:若人の広場
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投稿者:兵藤 由香
2010年6月17日
うつわ:石川昌浩 面取鉢(小)
まだ梅雨も明けない関東地方ですが、既に暑いのです。
W杯サッカーの熱さも加わり、暑い、暑い。
今月に入り、おやつにアイスクリームの登場率が上がりました。
やはりガラスは涼しげです。
うつわと花器:全て石川昌浩
タグ:ガラス, 石川昌浩, 花器
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投稿者:兵藤 由香
2010年6月8日
紫陽花が美しい候となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
どくだみは、こんなに可愛らしいのに、どうしてこの名がついたのでしょうね。
これらの写真は昨年、川村記念美術館へ出かけたときのものです。
自然散策路があり、とても気持ちがよかったのを思い出しました。
川村記念美術館のHPはこちら
タグ:川村記念美術館
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投稿者:兵藤 由香
2010年6月3日
カヌー犬ブックスは、料理に関するエッセイ、レシピ、暮らし、雑貨などに関する本が充実しているwebの古本屋さんです。
インテリアやうつわ関連の本もけっこう手に入ります。この他にも海外文学、デザインや画集、紀行文なども取り扱っていて、サイトを覗くと何かしら買ってしまう事の多い品揃えです。
HPはこちら カヌー犬ブックス
タグ:カヌー犬ブックス, 古本屋
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投稿者:兵藤 由香
2010年5月9日
流浪して
母の日母の
墓知らず
これは、岩崎母郷さんの句で、毎年母の日になると心に浮かびます。
2009年5月 岡山後楽園にて
15年ほど前にNHKの番組で紹介された、山谷(さんや:現在の東京都台東区と荒川区にまたがって存在するドヤ街の旧地名)の日雇い労働者の俳人たちの一句です。
2006年に30年の幕を閉じましたが、かつて「山谷俳句会」という句会がありました。
タグ:山谷俳句会, 母の日
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投稿者:兵藤 由香
2010年1月7日
昨年10月に誕生しました「くらしの道具」、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2010年は、時世に惑わされず、心穏やかに日常生活を送れたらいいなと思います。
・ほど狭しといへども、夜臥す床あり、昼居る座あり。一身を宿すに、不足なし。
・それ、三界は、ただ心一つなり(人間世界は、ただ心の持ちようしだいである)。
『方丈記』より
このような境地をめざして…。
タグ:新年
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投稿者:兵藤 由香
2009年9月12日
くらしの道具のかわら版(ブログ)をはじめます。
当初は8月中の開店予定で準備をしていましたが、少し遅れて今月開店します。どうぞよろしくお願いします。
この半年余り、作家・工房を訪ね各地を周りました。どこへ行っても思ったことがふたつあります。
- 全ての基本は日常生活にある。
どう生きるか、仕事をするか、何を食すか、羽織るのか、という前に毎日をどう暮らすのかがまず大事なのではないか。作家さん方の生活スタイルを拝見し改めて強く感じました。自分の日々の暮らしを見直すきっかけになりました。
- 国内の旅もいとをかし。
若い頃は外国ばかりに目が行きがちでしたが、ここ数年は日本の津々浦々に興味がわいています。時間が許せば新幹線よりローカル線、車より自転車に乗り、できるだけ歩き回る事をこころがけています。人間の速度で移動すると発見があるからです。旅をすると、都会はこの国のごく一部だとわかります。そうではない大部分の日本の暮らしや風景を知る必要がある気がして、これからも出かけてゆきたいと思っています。
タグ:感想
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投稿者:兵藤 由香