2013年1月28日
梅ほころぶ
先日、散歩で地元の錫杖寺(しゃくじょうじ)に立ち寄りました。
なかなか歴史のあるお寺で、江戸城大奥最後の御年寄であった瀧山が葬られていることでも知られています。
鐘楼近くに梅の木を発見、寒さの中にも春はだんだんとやって来ているのですね。
錫杖寺はJR川口駅より徒歩10分ほどの所にありますので、川口へお越しの際のお立ち寄りスポットの一つです。
先日、散歩で地元の錫杖寺(しゃくじょうじ)に立ち寄りました。
なかなか歴史のあるお寺で、江戸城大奥最後の御年寄であった瀧山が葬られていることでも知られています。
鐘楼近くに梅の木を発見、寒さの中にも春はだんだんとやって来ているのですね。
錫杖寺はJR川口駅より徒歩10分ほどの所にありますので、川口へお越しの際のお立ち寄りスポットの一つです。
奥の麻衣子さんから届いた桜のパン皿です。
静かに佇んでいる感じが好きです。
石川昌浩さんから納品のあったうつわです。
朝の光の中、きれいだなと思って撮りました。
冬もガラスっていいですね。
代々木上原 CASE galleryへかくたみほさんの個展を観に出かけました。
彼女の写真のファンで、展覧会や写真集を楽しみにしています。
今回の個展は、7年前より作品撮りに訪れているというフィンランドの写真で、まとめて展示されるのは初めてとの事です。トーベヤンソンが夏を過ごした島の写真を中心に構成されていて、フィンランドの風やにおい、光りを感じる作品でした。
写真左は個展のDMで、黄色の表紙のものは、NOTE BOOK 04です。
写真25点が収録されているA5サイズのノートですが、このまま眺めるに徹するもよし。
日記や大事なことを記すノートにおススメです。
かくたみほさんのサイトで購入できます。
今回会場では写真集、ノート、ポストカードの購入ができました。
かくたみほ個展 「ダンスの話をつづけてよ」
2013年1月19日(土)~2月3日(日)
代々木上原 CASE gallery
11:00-18:00(無休)
15年くらい前の12月、いくつかの詩集の紡がれた言葉に、力をもらったのです。
「こんなまま生きていっていいのだろうか」と漂流していた時でした。
だからでしょうか、冬になると何故だか詩集が読みたくなります。
昨年暮れに読みました。
長田さんの、32篇の詩文集です。穏やかな気持ちになります。
今は就寝前の少しの時間が読書の時間ですが、この本を読む理想的な環境は、静かな朝か夕暮れに、山の見える小屋で、ゆっくりとお茶を飲みながら、です。
あとがきを一部引用します。
人生の特別な一瞬というのは、本当は、ごくありふれた、なにげない、あるときの、ある瞬間の光景にすぎないだろう。そのときはすこしも気づかない。けれども、あるとき、ふっと、あのときがそうだったのだということに気づいて、思わずふりむく。
ほとんど、なにげなく、さりげなく、あたりまえのように、そうと意識されないままに過ぎていったのに、ある瞬間の光景が、そこだけ切りぬかれたかのように、ずっと後になってから、人生の特別な一瞬として、ありありとした記憶となってもどってくる。
特別なものは何もない、だからこそ、特別なのだという逆説に、わたしたちの日々のかたちはささえられていると思う。人生は完成でなく、断片からなる。『人生の特別な一瞬』に書きとどめたかったのは、断片のむこうにある明るさというか、ひろがりだった。