2010年2月6日
「漆の器それぞれ」 髙森寛子著 バジリコ
全国の漆作家30人のつくる食器が紹介されています。漆器のお好きな方なら、聞いたことのある作家さんばかりだと思いますが、どんな作り手の方がいるのか知りたい、という方にはお薦めです。
「塗師屋のたわごと」の著者山本英明さんの聞き書き、今は亡き角偉三郎さんの聞き書きもあり、読みものとしても楽しめます。
巻末には作り手の連絡先と漆の器の扱いが多い店、ギャラリーの一覧が載っています。
全国の漆作家30人のつくる食器が紹介されています。漆器のお好きな方なら、聞いたことのある作家さんばかりだと思いますが、どんな作り手の方がいるのか知りたい、という方にはお薦めです。
「塗師屋のたわごと」の著者山本英明さんの聞き書き、今は亡き角偉三郎さんの聞き書きもあり、読みものとしても楽しめます。
巻末には作り手の連絡先と漆の器の扱いが多い店、ギャラリーの一覧が載っています。
この本は社会人になってなんとなく本屋さんのこういった本の並ぶコーナーで見つけたのだと記憶してます。まだ漆のものなんて一つも自分で買った事のない頃です。装丁の静かな佇まいにも惹かれました。中に載っている写真も大人な感じがして、いつかこんな風に料理を盛ってみたいなあと思いました。
数年後、本の中で紹介されていた伊藤印房の伊藤睦子さんに出会った時に、「髙森さんの本で読みました。」と言ったら、「あ〜ら、読んでくれていたの!」と話しが弾み、楽しい会話となりました。伊藤さんはデパートの催事などへも出店されています。ご興味のある方は是非、ホームページ(上記リンク)をご覧下さい。